いよいよ、事業復活支援金申請が開始されました。今年の申請システム設定は、昨年とは少し異なります。今日現在、初期不良や大きなトラブルはありませんでした、が。。。下記、速報をご覧頂くと現在「トラブルかな??」と思われている疑問が解決します。
申請には二つのシステムモジュールが連携しています
皆様の支援金申請が受け付けられる為には、まずフロントエンドで下記2つのシステムモジュールが相互に健全に連携して稼働する必要があります。どちらが不安定でも円滑に申請が通りません。また、それぞれの機能が健全でも相互のデータ連携に障害が起きるとやはり不具合となります。ここまでは、昨年と同じです。
最初のアクション

今年初めて支援金を申請される方は、最初に申請者IDというCで始まるコードを取得してもらいます。最初は、メールアドレスを登録しそのアドレス宛に配信される申請システム用IDでアクセスしご自身のパスワードを確定させます。今年の仕様では、このID登録が完了した段階では仮入力が出来なくなりました。この点が、昨年と異なります。以前は、先にすべての申請項目を入力し添付ファイルも全てアップロードした後に「事前確認会議」に入る事が可能でした。こうすることで、1つのセキュア―なシステムに集約した全てのエビデンスファイル(顔写真や、確定申告書類や、通帳の画像や、宣誓・同意書など)を外部通信する事なく、確認機関に見せる事ができファイル通信セキュリティ管理の心配がいらないというメリットがありました。しかし、今年の仕様では申請システムの外で個別にエビデンスファイルを見る必要があり「セキュア―なフィアルのやり取り」に配慮しなければなりません。
第二のアクション
次のステップは、事前確認機関の出番です。確認機関は、専用の画面のアクセス権を保有しています。事前確認面談は、支援金事務局の指示通り10項目のインタビューを行い全て滞りなくレビューやインタビュー調査が完了すると、確認完了のボタンを押します。すると、下記画面の様に確認完了者のデータがリストになって表示されます。ここで、申請者が登録した「申請者ID」(Cで始まるコード)と事前確認機関が申請する「申請者ID」が一致していない場合どうなるでしょうか?
ロジックチェックが働き、「申請者IDまたは電話番号が誤っています」とい警告がでてキチンとアラートを出してくれます。ここで、昨年と同一の改善されていないマイナーなシステム上の問題があります。この画面は、確認機関がそのIDパスワードでファイルを開きインタビューしていった場合一定の時間内に完了しませんと「タイムアウト」になり全てのデータが消えます。特に、予想外に時間が掛かるのは「基準期間」と「対象月」の確認です。この定義を、事前に明確に理解し申請希望者側も聞かれたら即座に回答できる準備をしておいて頂く事を推奨します。また、それに続く当該期間内での通帳の記録↔領収書・請求書等の証憑との紐づけはクレジットカード明細表示ブラウザー等を裏画面でスタンバイしておきませんと時間がかかりタイムアウトの要因となります。

第三のステップ
申請者IDが取れ、確認会議が完了して「確認通知番号」が登録されると、れまでは、グレーアウトしていて動かない状態だった下記の画面の、「事業復活支援金の申請を開始する」ボタンに色が入り動く様になります。

そして、このボタンを押下結果下記の様な画面に遷移すれば正常な状態です。初めて申請される方は、ラジオボタン右側の「基本申請」をクリックして入力を開始します。昨年まで、一時支援金や月次支援金の受給を経験した方は、左の基本申請からはいり入力の手間を省く事が可能です。
尚、会議の冒頭確認される事になっていますが、「昨年の一時支援金・月次支金を受給している方」は事前確認は不要です。昨年取得した、申請者IDを使いそのまま申請してください。

本日2022年月1日現在のシステム稼働状況
私は日頃から、確認機関としてインタビューを完了し「事前確認フォーム」上で確認通知番号を発行する瞬間前に申請者のかたに宣言しカウントダウンでボタンを押す事にしています。そして、その直後に申請者画面が動くかTV会議を繋いだまま様子をお聴きします。本日は、1回目は失敗でした。理由は、タイムアウトにより確認機関側の登録が無効でした。2回目は、「事前確認フォーム」画面側では正常に登録が完了し、確認済みIDリストにも反映されました。しかし、申請者画面がビジー状態となり5分程度画面が表示されませんでした。
この様な、システムの動きからうかがえる事は稼働初期状態でアクセスがかなり集中していることです。我々が利用したのは午後5時30分から1時間20分程度の間でした。仕上げの段階で、5分から10分程度の不安な時間はありましたが無事本番の申請作業に移行して頂く事ができました。
まとめ
今日のレベルでは、「待てば動く」と言ったところです。また、エビデンスの提示に不慣れな場合は会議を2回に分ける方法もあります。最初議事録等に回答情報をまとめ、後から「事前確認フォーム」を開いて一気にコピペして完成させるのが手戻りがなくお薦めです。本日は、TV会議ツールのハウリング対応と上記の消えたデータの再入力30分のロスを含め、開始から申請システム稼働開始まで1時間50分かかりました。
引き続き、ステータスをアップデートし行きます。特に、ヘルプデスクに電話がつながらない時やシステムトラブルかなと思った時はこのページをお訪ねください。