そろそろ、事業復活支援金の難しさやリードタイムが解りかけてきました。フリーランスや白色申告の方で、途中で諦める方が増えています。最後の、動画を見てポイントを理解し回り道せずに早く申請ボタンを押しましょう。この文章を、最後までお読みいただくと実際に事前確認会議を経験して申請ボタンを押した方の感想や、これから何を集めれば良いのかが整理できてご自身の作業時間の節約になります。
事務局からの「振込完了」通知が来るのは入金の6日後
入金のお知らせメールが届きました。前回お伝えした通り、この申請案件は2月4日に申請ボタンを押し、10日の間「申請内容確認中」が続いた後「お振込み手続き中」となりました。そして、申請から15日目の2月18日には口座に着金しています。その着金日からさらに6日後の、2月24日の夜下記の通り「振込完了しました」のお知らせメールが届きました。お知らせメールは、期待してはいけません。現金の動きが先です。
マイページ上の表示遷移
日を追って整理すると以下の様になります。
- 2月4日 申請ーーーー「申請内容確認中」
- 2月14日 「お振込み手続き中」
- 2月18日 着金 「お振込み手続き中」
- 2月24日 メール受信 「お振込み手続完了」
2月24日には、マイページの表示画面も下記の様に変わっていました。
この、遅れて来た「振込完了」通知、結構重要です。後日この他に、ハガキも届くと思います。このメールと、ハガキは、捨てずに保管して置きましょう。実は、ご自身で申告される方も税理士に申告を依頼する方も、来年の確定申告の際このハガキ若しくはメールのプリントアウトはエビデンスとして無くてはならないものだからです。
この後の審査は少し遅れ気味か?
これとは別に、入金情報を下さった個人事業主の方がいます。こちらは、2月7日(月)申請、2月24日(木)着金だったとの事で、リードタイムは18日でした。この方は、申請用添付文書も綺麗に整っていましたので上記の方との差異はほとんどありません。唯一あるとすれば、最初の方は「簡単申請」でこの方は「基本申請」だったと云う違いです。ここで、入金はいつ?という皆さんの共通した関心事のお答えが一つ出ました。簡単申請は15日で基本申請は18日を要すると言うのが2月上旬申請時点での状況です。今後は、もう少し時間がかかる余地はあります。特に確定申告明けは、混雑が予想されます。
お客様の声も届き始めています
2月初旬から事前確認を開始しましたが、先ほどの「基本申請」をされたお客様の様に当事務所で事前確認を完了した方のご感想が届き始めたのでその一部をご紹介します。
多くの申請希望者は、不安を持っています。制度や手順を理解し、事前確認のアポイントをとり資料を集めストレスを感じています。
また、ある方たちは怒りを感じていました。事前登録機関の検索サイトで、最寄りの候補機関を探しても有償なのか無償なのか電話して聴いてみるまで分かりません。最初から、何故Webサイトの検索りすとに有償か無償か掲載しないのか?と感じています。
更に、そろそろたらい回しが始まっています。何件コンタクトしても、「もう手一杯でと断られます。それならば、最初から検索サイトに載せないで欲しい」というご意見もありました。そして、次第に疲れ諦めてしまいます。
電話はお互いの時間の無駄です。ホームページに、ワンクリックで到達し「有料」か「無料」か、空きが「ある」のか「無い」のか、1秒で確認できるのが当然の顧客ニーズです。電話でのお話は、もっと複雑でデリケートな相談に時間を使いましょう。
制度の概要と必要なドキュメント
必要なドキュメントを解説した、とても解り易い動画があります。この動画、時間の節約の為に下記目次の、5分3秒の4.申請書類の所からみてください。これまで、細かい文字ばかりで良くつかめなかった必要書類が簡単に理解できます。そして、これなら集められそうだと自信がわきます。
事業復活支援金 概要説明動画 -手続き編- – YouTube
まとめ
新しい支援金制度は、最初は数字が先行して期待が膨らみます。しかし、理解が深まるにつれて自分が資格要件に当てはまるのかどうかの不安や、必要書類をどこまで集めるのかという疑問に苛まれます。そして、様々な情報が飛び交う中で長く待ち遠しい日々が続き疲れてきます。その様なストレスは、吹き飛ばし一日も早くここを抜け出して次のコロナ禍対策への取り組みに移行して行きましょう。給付金も補助金も、まだまだこれから沢山出る可能性があります。